赤ちゃんの「授乳」は、ママはもちろんパパや周囲の家族にとっても、悩みの尽きない存在。日々、試行錯誤しているのではないでしょうか。
yamatoyaではSNSを活用して、各家庭の“授乳事情”についてアンケートを実施しました。
最適解のない、人それぞれの授乳だからこそ、たくさんの人の体験談を読んで少しでも参考になれば幸いです。
第4回となる今回は、使ったor使わなかった授乳グッズについてと、みなさんの授乳エピソードを紹介します。
愛用する人、いらなかった人。人それぞれ!
Q.授乳グッズの中で、便利だったもの、使わなかったものを教えてください。
・授乳クッション
「とても便利で、毎回使ってました」
「バスタオルで代用できたので使わなかった」
「高さがうまく合わなくて、結局使いませんでした。ない方がラクに授乳できた」
・搾乳機
「電動タイプを愛用していました!」
「手動の搾乳機を使っていました。赤ちゃんを家族に預けている日など、おっぱいが張りすぎて放っておくと乳腺炎になるので、必需品でした」
「電動じゃなく、手動で私は十分でした」
「出産前に買ったけど母乳が出ず、未開封のまま売りました(笑)。母乳の出具合を確認してから買うべきアイテムですね」
「準備したのに、痛くて使えなかった」
・哺乳瓶消毒グッズ
「電子レンジで消毒するタイプを愛用していました」
「レンジよりも浸け置きするタイプが使いやすかった」
「出産前に準備しましたが、結局母乳育児になり、哺乳瓶の出番がとても少なく煮沸で全然間に合ったのであまり使わず」
・授乳ケープ
「出産前に購入しましたが、母乳を飲まず…で、一度も使いませんでした。必要かどうか見極めて、産後に準備すればいいと思う」
・その他
母乳パッド
乳頭ケア用クリーム
あらゆる苦行を乗り越えて…みんなの授乳エピソード
Q.授乳についてのエピソードを教えてください。
「乳腺炎になり、更に膿がたまり…。自分もツラかったですが、それよりも赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣いてるのを見るのが辛かったです(涙)」
「妊娠で乳輪がかなり大きくなって上手に吸えず、乳頭亀裂で2か月くらい大変でした」
「吸われて切れそうな乳首がとにかく痛すぎて…。ワセリンorプロペトを塗って保護してしのいでいました」
「歯が生えてから遊び飲みをして噛まれたり、引っ張られたりするのがとにかく痛かったです」
「出産後、退院までに母乳が出なくて、お家に帰ってからが不安で、帰りたくなかったです…」
「入院中、初産だからなのか母乳が出にくく、息子はがんばって吸っているのに、体重増加がわずか2g…。落ち込んでいたら、担当の助産師さんが寝る前に乳房マッサージをしてくれました。翌朝、びっくりするくらいおっぱいがパンパンに…!! 息子もゴクゴクと飲んでくれて、体重を測るとなんと200g増!! びっくりしすぎて、何度も計算し直しました(笑)。その日から、出過ぎなくらい母乳が安定したので、助産師さんには感謝してもしきれません」
「新生児の頃、乳腺炎になって39度の高熱が出てしんどかったです。歯も生えてきて、乳首を噛まれて何度泣いたことか(涙)」
「右のおっぱいばかり飲まれて、大きさが左右で全然違うようになってしまった(笑)」
「片方を吸っていると、もう片方から必ず乳漏れしていました。お風呂でもよくポタポタ垂れていて、もったいない…!と思っていました」
「母乳の出過ぎで、卒乳まで一年中ブラの中に保冷剤を入れていました…」
「間隔があくようになったら寝かしつけのための授乳はやめました。3ヶ月を過ぎた頃には夜間断乳。朝までぐっすり寝てくれます」
「夜間の頻回授乳で眠れなかったり、乳首を噛まれて悶絶したりと、大変なこともたくさんありましたが、嬉しそうな顔をして服をめくってくる我が子を見ると吹っ飛んでしまうから不思議です」
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痛みや寝不足、ツラさに耐えながら授乳をがんばっているママたちの、リアルなエピソードをご紹介しました。
家族の数だけ、授乳スタイルがあるということがとても伝わってきます。
このシリーズも、次回で最終回。第5回は、卒乳・断乳についてのエピソードをご紹介します。
これまでの記事はこちら
十人十色!みんなの授乳事情 vol.01「母乳メインのママの事情」