2023年7月生まれの双子ちゃんを育てる、パパ目線の子育て日記シリーズがスタート!
大和屋の通販担当スタッフ「やまちゃん」が、奥様の妊娠期から半年間の育休で感じたことを綴っています。
初回は、不妊治療からドキドキの妊娠発覚、そのときのパパの心境を覗き見です。
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私たちは同い年の夫婦です。
お互い仕事に追われる毎日で「子どもができたらいいな」と思いつつも、夫婦二人と猫一匹の生活が4年間続きました。
「あれ?…もしかして、うちら不妊かも?」
あるとき、そんな疑問が湧いてきました。
まさかとは思っていたけれど、調べれば調べるほど不妊の傾向を感じます。
30代後半にさしかかり、高齢出産に該当する年齢になっていたこともあり、焦りを感じていたのが2022年2月ごろのこと。
不妊治療を視野に入れ始めたときに、なんと「2022年4月から、不妊治療が保険適用になる」というニュース!
これも大きなきっかけとなり、不妊治療をスタートすることにしました。
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不妊治療を始めたからといって、もちろんすぐに妊娠に至るわけでもなく、なんやかんやと治療は半年以上続きました。
「うまくいったらいいね」
「だめだったらどうしよう?」
と、ポジティブとネガティブがいったりきたり。
妊娠しているかどうか教えてもらえる日は、夫婦で一緒に病院に行きました。
その日、私は結果を聞くために会社を午前休にしていましたが、思った以上に待ち時間が長く、結果を聞くことができず会社に向かいました。
午後、スマホに通知が。
「妊娠してました」
仕事が終わって駅へ向かう道は、自然と小走りになったのを覚えています。
今日の夜はなにを作ろうかな、と考えながら、「でも妊婦が食べてはいけないものとかあるよな…」と、ずっとスマホで検索していました。
電車で2駅くらい移動したあとに、重要なことに気がつきました。
「あっ!今日は車で出社したんだった…!」
自分が思っている以上に、めちゃくちゃ動揺していたようです(笑)。
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妊娠発覚から、約一ヶ月後の検診にて。
主治医の先生が診察しながら「今日も心音は元気ですね」と教えてくれました。
「よかったよかった」とホッとしたところ、「ん?…ちょっと待って」と、いつもと違う機械で操作をし出す先生。
不安になりながらも、次に先生が発する言葉をドキドキしながら待っていると、思いもしなかった一言が返ってきます。
「2人いる…」
双子の発覚は本当に突然。
あまりに驚いて理解するのに10秒くらいかかりました。
嬉しいというより、そのときは「楽しいことになったぞー」という感覚でした。
そしてその後、徐々に不安が押し寄せてきます。
来年のクリスマスは、4人で過ごせるのかな。
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突然の「双子」の発覚に、期待感も動揺も入り混じった、そんな気持ちでマタニティ期がスタート。
次回は、妊娠中に参加した多胎児交流会のことについての日記です。