子どもたちが毎年楽しみにしているお年玉。
親としては「何才からあげる?」「いくら渡す?」「使い道は?」など、気になることがたくさんありますよね。毎年のお年玉を通して、「お金の大切さ」や「人との関わり」を教える機会にしている方も多いようです。
そこで今回、yamatoyaでお年玉に関するアンケートを実施。多くのママ・パパがどうしているのか、リアルな声を集めてみました!
ほかの家庭のお年玉事情やエピソードを参考にしながら、ぜひご家庭に合ったお年玉スタイルを、見つけてみてくださいね。
お年玉、何才からあげる?
まず最初の質問は「お年玉は何才からあげる?」。
多くの家庭が選んだのは「0~1才」でした。
子どもの成長を祝いたい気持ち、親戚とのお正月の集まりでは何才でも平等にお年玉を渡したい、という考えがあるのでしょう。
一方で少数ではありましたが、3才や4才になってからスタートする家庭も。
「お金の価値が分かるまでは渡さない」という考えもあると思います。
お年玉は新年のお祝いとしての側面だけでなく、お金に関する教育や、子ども自身の成長を感じる節目として考えている家庭もあるようです。
家庭ごと、親戚ごとに、さまざまな“お年玉スタート”のタイミングがありました。
0-1才の子へのお年玉相場は?
0〜1才の子へのお年玉の金額についてもアンケートしました。
最も多かったのは、「1000円未満」。まだお金の価値が分からない時期ですが、「あげない」ではなく「少額で気持ちを伝える」という家庭が多いのかもしれません。
そのほか、初めてのお正月をお祝いするために、0才だけ特別な金額で渡す人もいるようです。
もらったお年玉、どうしてる?
もらったお年玉の使い道についてのアンケートでは、子どもの年齢ごとに少し変化がありました。
どの年代も一番多かったのは、「子ども名義の口座に貯金」。
「将来のために貯金する」という家庭が多数派でした。特に小さいうちは、お年玉をそのまま貯めておいて、将来の子どものための蓄えにする家庭が多いようです。
年齢が上がるにつれて、子ども自身が欲しいものを選んで買うケースが増えてきます。
これも、お金の大切さや使い方を学ぶ良い機会ですね。
もらっている金額のこと、使い道のこと
ここからは、アンケートに寄せられたさまざまなコメントから、一部をご紹介します。
「子どもが5人いるのですが、お年玉をいただくのは大体1人あたり1000〜3000円で、5人きょうだいみんな同じ金額です」
「うちはありがたいことに、曽祖父母、祖父母から0才の頃から10000円ずつもらってます」
「3才までは全額貯金予定ですが、4才以降は1つ好きなものを買うor金額を決めてお小遣いのように渡す(好きな時に使えるようにする)にして、残りは貯金しようと思ってます!自分も今までそうしてきて不便もなく、お年玉で好きなものを買えることが嬉しかったので」
「子ども名義の口座に全額貯金しています」
「今買いたいもの、貯めておいて買いたいもの、将来にお金が必要なことを相談して決めています。一部は子供が管理、残りは子ども名義の口座に貯金しています」
「お年玉をもらったら、冬休みのうちにそれを持っておもちゃ屋さんなど行きたいところに行って好きなものを買うことにしています。小学生の長男には『一年かけて計画的に使おうね』と声をかけて、どうしても欲しいものがあるときに親と相談しつつ使ったりしています」
お年玉をあげる年齢や金額、どうやって決めてる?
「赤ちゃんだから、という理由でもらえないのは親が悲しいので、年齢関係なくお正月に会う子にはみんなあげます!金額は、年齢と関係性によりますね」
「0才からあげます!理由は、うちの子も親戚や兄弟から、0才のときからずっと貰っているからです」
「初正月はお祝いも兼ねて1万円(もちろん出産祝いは別でお渡ししていますが)。あと、赤ちゃんやまだ小さい時は、同じ金額でも千円札よりも100円10枚など、多く見える方が喜ぶことが多いので、小銭で渡すときもあります」
「金額は、ネットでだいたいの相場を調べて決めました」
「大学生〜中学生までの甥っ子姪っ子が計5人いますが、同じポチ袋を5袋用意し、中に千円、3千円、5千円、1万円、2万円とそれぞれ入れて、あみだくじやトランプの勝敗などで誰がどれになるか決まります。新年一発目の運試しです!」
「家族内で話し合って、学年、年齢に応じて金額を設定。あまり差が出ないようにしました」
「自分の子ども時代の経験から、これくらいかな?と思う金額をあげています」
お年玉を渡したあとの反応は?
「まだ分かってない様子でしたが、喜んでいました」
「袋の柄を見て、『イエーイ!』と高く掲げたものの、すぐに床にポイ!おもちゃに戻っていきました(笑)」
「貰う前から猫をかぶってましたが(笑)、小さい子が一生懸命丁寧に年始の挨拶をしてたのが印象的でした」
「これを買うんだよ、と使い道の話をしているのが嬉しそうで、あげてよかったなと思いました」
「兄2人に「チャリチャリの方がいいよな」ともらったお札と小銭を交換されていた末っ子(笑)」
「いろいろな人からたくさんもらうので、流れ作業のように感謝されました(笑)」
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お年玉は、子どもたちにとってお正月が楽しみになるビッグイベント。
また、お金の大切さや使い方を学ぶきっかけにもなるタイミングです。
家庭ごとに工夫しながら、お年玉を有意義に活用している様子がうかがえます。
今年のお年玉、どうしようかな?と悩んだら、ぜひ参考にしていただき、ぜひ、みなさんのご家庭に合った方法を見つけてみてくださいね。